楽しく絵が上手くなる方法。:

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(前回からのつづき)絵の勉強を始める時のモチーフは、一見、複雑な形をした人間や生き物より、単純な形の林檎みたいな静物(非生物)の方がハードルが低い(動かないし...笑)ようでいて、静物を上手に描く勉強って、特に立体感の出し方という点では、持ち合わせの直感だけで思い通りに描くのはとても難しくて、「立体を面で捉える」とか「パース(遠近法)」とか「陰影の性質」だとか、面倒くさいルールをまずいろいろ知識として覚えないといけない上、プラスアルファ、人によって持ち合わせの得意不得意がかなり別れるクロッキー力(一定の時間でモチーフの形、プロポーションを捉える力)も左右するため、短期間で成果をだそうとするとなおさら、それだけで絵を描くのが嫌いになってしまう事があっても無理のない話しだと思います…。

 

前回の記事で物より人を描くのが良いと言いましたが、別にいきなり、人一人、モデルを用意して、モデルの顔から身体を含めた全身を描くという意味ではありません。 それだと、林檎を描くより難しくなってしまいます。

 

話しが若干それるようですが、ジャニーズのアイドルグループ『嵐』の大野くんは、アーティストとして成功をおさめた方としても知られていますが、(変にひねくってみなければ)とても上手で魅力的な絵を描かれる方だと思います。 きたはりゃの知る限りでは、彼は、美大芸大や専門学校などの専門的な美術教育をガッツリ受けていたと言う経歴は特に持っていなくて、基本独学で絵を学んだと聞いています。 独学で絵が上手くなりアーティストとして彼が成功した背景には、一つには、幼少期から、ドラゴンボールなどの漫画やアニメの模写に没頭することで、絵の表現力を磨いていったということだそうです。

 

ドラゴンボールに限らず、漫画やアニメは描くものにたくさんのタッチや陰影を描き入れて表現する「デッサン」とは違い、描かれるキャラクターや物のプロポーションの表現に関して言えば、基本的に線のみで、人物の顔の表情から全身の動き、背景の空間表現まで出来ることが前提の表現方法です。

 

特に、漫画やアニメはまずキャラクターという登場人物(生き物)が登場しないと成り立たない物なので、作画に関していえばまず、キャラクターの感情表現がどれだけ上手に出来ているかが、その作品の絵のクオリティにとって最も重要な要素になります。

 

大野くんは、おそらく、漫画やアニメの模写を入り口にして、キャラクターの身体の造形と言うよりは、まず、鳥山明先生の描く悟空やベジータのようなキャラクター達の感情表現を模写することから徹底したのではないかと思います。。そう考えると、辻褄が合うって言う話なんですが...   (そして、それはつまりどういうことなのか?と、言う事が次回につづく)